斗内獅子舞(県重要無形民俗文化財)

「斗内獅子舞」  (青森県重要無形民俗文化財)

 

斗内獅子舞は、江戸時代から続く神楽として唯一残る伝統芸能です。その歴史は古く、江戸時代の初め頃までさかのぼると伝えられます。以来、秋まつりでの払い芸や、春祈祷で家々を廻る門打ちなど、古くから続く地域の伝統行事では欠かせない神楽集団でした。また、弘化2年(1845)と文久2年(1862)に、修理された黄金橋での落成儀式で舞うなど、歴史の中における役割の重要性から、昭和55年(1980)に青森県無形民俗文化財の指定を受けました。

指定後は、保存会が結成され本格的な後継者の育成を行うなど、意欲的に活動がなされてきました。しかし、近年は指導者不足の影響から、当時21あった演目のうち、現在は5演目まで減少しています。このため、団体では後世への保存を推進するため、最近では、子どもの鳥舞を復活させるなど、活動を充実させています。

 

保存団体名:斗内獅子舞保存会

指定年月日:昭和55年10月21日(県指定)

 

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更新日:2020年09月16日