第3期 三戸町子ども・子育て支援事業計画について

この計画は、子ども・子育て支援法第61条の規定に基づく事業計画に位置付けるほか、改正後の次世代育成支援対策推進法（平成27年4月施行）第8条の規定に基づく行動計画としても位置付けることにより、本町の子ども・子育て家庭に係る施策を幅広く網羅するものとします。

本計画では、町の総合振興計画の基本目標と、第2期子ども・子育て支援事業計画の基本理念を継承し、子どもたちやその保護者、子育て支援の関係者、すべての方が笑顔になるように、また安心して子育てができ、お互いに成長できるように、基本理念を以下のとおり定めました。

笑顔かがやき 支え合い・育ち合えるまち さんのへ

基本理念を受けて、以下のように基本目標を設定しました。

令和5年4月に施行された「子ども基本法」では、日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり、すべての子どもが、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指しています。また「こども大綱」では、すべての子ども・若者が身体的・精神的・社会的に幸せな状態（ウェルビーイング）で生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現を目指しています。三戸町もこの目標のもと、施策を展開していきます。

令和8年度の設置を目指す「こども家庭センター」において、母子保健機能及び児童福祉機能の一体的な運営を通じて、妊産婦及び乳幼児の健康の保持・増進に関する包括的な支援、子どもと子育て世帯の福祉に関する包括的な支援を切れ目なく提供し、個々の家庭の課題・ニーズに応えるため、サポートプラン、コーディネート、継続的なマネジメントを実施していきます。

国の施策として、「子ども・子育てにやさしい社会づくりのための意識改革」を実効あるものとするために、地域社会、企業など様々な場で、すべての人が子どもや子育て中の人を応援するといった社会全体の意識改革を進めることを目的とした「こどもまんなかアクション」がスタートしています。三戸町でも、地域で支え合い、地域全体で子育てをする社会を目指します。

令和7年度から令和11年度までの5か年

三戸町に住む概ね18歳までの子ども、その家族、地域及び事業主。ただし、施策の内容によっては、必要に応じて対象年齢に幅を持たせることとします。

子ども・子育て支援施策に関係する本町の各分野の計画と連携・整合を図るとともに、今後策定される予定の計画についても、可能な限り整合を図りながら計画を策定します。

また、計画の推進にあたっては、各計画との連携を十分に考慮し、新たな課題や環境の変化にも対応できるよう、柔軟に施策を展開します。

＜関連計画＞

・第5次三戸町総合振興計画（令和7年度～令和11年度）

・第2期三戸町地域福祉計画（令和3年度～令和7年度）

・第3期健康さんのへ21計画（令和7年度～令和18年度）

・第7期三戸町障がい福祉計画（令和6年度～令和8年度）

・第3期三戸町障がい児福祉計画（令和6年度～令和8年度）

本計画の策定にあたっては、教育・保育施設利用児童の保護者や教育・保育事業者、子ども・子育て支援関係団体の代表、学識経験者等により構成する「三戸町子ども・子育て会議」において、子ども・子育て支援に関するニーズ調査の結果、関係団体からの意見・要望などを勘案したうえで計画内容を決定しました。