第2期 三戸町子ども・子育て支援事業計画について

計画の趣旨・位置づけ

この計画は、子ども・子育て支援法第61条の規定に基づく事業計画に位置付けるほか、改正後の次世代育成支援対策推進法(平成27年4月施行)第8条の規定に基づく行動計画としても位置付けることにより、本町の子ども・子育て家庭に係る施策を幅広く網羅するものとします。

計画の基本理念

本町では、子どもたちや子育て世代が、安心して暮らし続けることができるように、地域で子育てを支援する基盤形成を図るための施策の推進に取り組みます。次代を担う子どもたちやその保護者、子育て支援の関係者、すべての方が笑顔になるように、安心して子育てをできる環境を目指し、本計画の基本理念を以下のとおり定めました。

あふれるみんなの笑顔 子育て安心のまち さんのへ

計画の基本目標

基本理念を受けて、以下のように基本目標を設定しました。

すべての子どもに質の高い教育・保育を提供します

少子化が進行する中、地域で他の子どもと関わる機会が減少しており、教育・保育施設における集団教育・保育の持つ意義は大きくなっています。乳幼児期は生涯にわたる人間形成の基盤となる大切な時期です。子どもの心身の健やかな成長を支援するため、すべての子どもが等しく質の高い教育・保育を受けられる環境を整備します。

切れ目のない子育て支援を提供します

全ての子どもが心身ともに健やかに成長するためには、妊娠・出産期から乳幼児期、青年期に至るまで成長に合わせた継続的な支援が必要です。これまでも、保健、福祉、教育等各分野において成長に合わせた子育て支援の取り組みを行ってきましたが、子育てをめぐる環境は依然として厳しく、多種、多様化するニーズに対応する必要があります。今後においては、相談体制や情報提供を強化するとともに、それぞれの成長過程において、充実した切れ目のない子育て支援を提供していきます。

子育てを支援する地域社会を目指します

子育てに対する不安や負担、孤立感を感じる保護者は少なくありません。不安や負担から虐待へつながるケースも少なくないことから、気軽に相談できる体制を整備するとともに、保健、医療、教育、警察等の機関を含めた地域全体で子どもを守る体制の強化が必要です。子どもたちは地域との関わりの中で成長します。地域の支え合いは子育てにおいて重要な役割を担っています。家庭、学校、地域等あらゆる地域の方が子どもたちの成長、子育てに関わり、地域全体で子育てする社会を目指します。

計画の期間

令和2年度から令和6年度までの5か年

計画の対象

三戸町に住む概ね18歳までの子ども、その家族、地域及び事業主。ただし、施策の内容によっては、必要に応じて対象年齢に幅を持たせることとします。

本町における他計画との関係

子ども・子育て支援施策に関係する本町の各分野の計画と連携・整合を図るとともに、今後策定される予定の計画についても、可能な限り整合を図りながら計画を策定します。

また、計画の推進にあたっては、各計画との連携を十分に考慮し、新たな課題や環境の変化にも対応できるよう、柔軟に施策を展開します。

 

<関連計画>

・第5次三戸町総合振興計画(令和2年度~令和6年度)

・第1期三戸町地域福祉計画(平成29年度~令和2年度)

・第2期健康さんのへ21計画(平成26年度~令和5年度)

・第4期三戸町障がい福祉計画(平成30年度~令和2年度)

・第2期三戸町障がい児福祉計画(平成30年度~令和2年度)

計画の策定体制

本計画の策定にあたっては、教育・保育施設利用児童の保護者や教育・保育事業者、子ども・子育て支援関係団体の代表、学識経験者等により構成する「三戸町子ども・子育て会議」において、子ども・子育て支援に関するニーズ調査の結果、関係団体からの意見・要望などを勘案したうえで計画内容を決定しました。

この記事に関するお問い合わせ先

住民福祉課 福祉推進班

〒039-0198
青森県三戸郡三戸町大字在府小路町43
電話:0179-20-1151 ファクス:0179-20-1100

更新日:2020年09月04日