ヒトパピローマウイルスワクチン
ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種は、これまで厚生労働省からの通知に基づき積極的な接種勧奨を控えておりましたが、最新の知見を踏まえ同通知が廃止されたため、令和4年度から積極的接種勧奨を再開しております。
キャッチアップ接種対象者(平成9年度~平成19年度生まれ)及び定期接種最終年(平成20年度生まれ)の方で、令和7年(2025年)3月31日までに接種を開始した方は、全3回の接種を公費で完了できるよう、令和8年(2026年)3月31日まで経過措置期間が設けられています。
種類
注射・不活化ワクチン
標準的な接種年齢
中学1年生の間
対象者
定期接種:小6~高1相当の女子
(12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子)
経過措置:平成9年度~平成20年度生まれの女性で、令和7年(2025年)3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種し、全3回の接種が完了していない方
接種回数
9価ワクチン(シルガード9)、1回目を15歳になるまでに接種した場合:2回
9価ワクチン(シルガード9)、1回目を15歳になってから接種した場合:3回
2価ワクチン(サーバリックス)・4価ワクチン(ガーダシル):3回
間隔
<2価ワクチン>
1月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。ただし、当該方法をとることができない場合は、1月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から5月以上、かつ2回目の注射から2月半以上の間隔をおいて1回行う。
<4価ワクチン>
2月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。ただし、当該方法をとることができない場合は、1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3月以上の間隔をおいて1回行う。
<9価ワクチン>
(1回目を15歳になるまでに接種した場合)
6月の間隔をおいて2回(少なくとも5月以上あける)。間隔が5月未満の時は3回目を行う。
(1回目を15歳になってから接種した場合)
2月の間隔をおいて2回、1回目の接種から6月の間隔をおいて1回行う。
注意事項等
- 妊娠していることが明らかな者は、予防接種を受けることが適当でないとされています。
- 原則として同一のワクチンを接種することとされています。
この記事に関するお問い合わせ先
健康長寿課 健康づくり班
〒039-0198
青森県三戸郡三戸町大字在府小路町43
電話:0179-20-1152 ファクス:0179-20-1105
更新日:2025年05月23日