熱中症を予防しよう!
熱中症とは?症状は?
「熱中症」は、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
◆ 熱中症の症状
・めまい ・立ちくらみ ・生あくび ・大量の発汗 ・筋肉痛 ・筋肉のこむら返り
◆ 症状が進むと
・頭痛 ・嘔吐 ・倦怠感 ・判断力低下 ・集中力低下 ・虚脱感
暑さを避ける!身を守る!
熱中症は、室内でも夜間でも発生しています。部屋の中でも注意しましょう。
◆ エアコンを上手に使う。(体に直接あたらないように風向きを調整しましょう。)
◆ 扇風機や換気扇の活用(長時間、風が体に直接あたらないようにしましょう。)
◆ 遮光カーテンやすだれを利用し、直射日光を遮る。
◆ 換気をして屋外の涼しい空気を入れる。(窓とドアなど2か所を開けるとよい。)
◆ 温度を確認する。
屋外での対策は?天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控えましょう。
◆ 外出時は日傘を使用する。帽子を着用する。
◆ 日陰を利用する。こまめに休憩する。
からだの蓄熱を避けるための対策をしましょう。
◆ 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
◆ 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす。
こまめに水分を補給する!
◆ 室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分を補給しましょう。
◆ 1日あたり1.2リットルが目安(ペットボトル500ミリリットル×2.5本分)
◆ 入浴前後や起床後も水分補給しましょう。
◆ 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに摂りましょう。
※水分や塩分の摂取量は、かかりつけ医の指示に従いましょう。
こんな日は、外出を控える!熱中症予防情報サイトでチェック!
熱中症特別警戒アラート(過去に例のない危険な暑さ等となり、健康に重大な被害が生じるおそれがある。)や熱中症警戒アラート(気温が著しく高くなることで熱中症による健康被害が生ずるおそれがある。)が発表された場合は、できるだけ外出は控え、暑さを避けることが重要です。
また、「暑さ指数」を確認し、行動の目安にしましょう。「暑さ指数」は、体と外気との熱のやりとり(熱収支)に与える影響の大きい、「気温」「湿度」「日射・放射」「風」の要素をもとに算出された指標です。
「暑さ指数」は、熱中症リスクを判断する数値として、運動時や作業時だけでなく、日常生活での指針としても活用されています。
熱中症特別警戒アラートや熱中症警戒アラート、暑さ指数は、熱中症予防情報サイト(環境省)で確認することができます。
【令和7年7月1日 ~】涼み処・クリーンシェルターをご利用ください!
三戸町では、熱中症予防のため、町内の施設を『涼み処(すずみどころ)』や『クーリングシェルター』として、開放します。期間は、令和7年7月1日から令和7年9月30日まです。ぜひご利用ください。
詳しくはこちらをご覧ください!「 涼み処・クーリングシェルターのご案内」
熱中症が疑われる人を見かけたら(主な応急処置)!
◆ エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ避難
◆ 衣服をゆるめ、からだを冷やす(首の周り、脇の下、脚の付け根など)
◆ 経口補水液を補給
(経口補水液を一時に大量に飲むと、ナトリウムの過剰摂取になる可能性があります。腎臓、心臓等の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は、指示に従ってください。)
※応急処置をしても症状が改善されない場合は医療機関を受診しましょう!
※自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう!
この記事に関するお問い合わせ先
健康長寿課 健康づくり班
〒039-0198
青森県三戸郡三戸町大字在府小路町43
電話:0179-20-1152 ファクス:0179-20-1105
更新日:2025年06月01日