熱中症対策の徹底について
熱中症対策強化期間について
国では、令和5年5月から令和5年9月までを熱中症対策強化期間と設定しております。
例年、農作業中の熱中症により約30人の命が犠牲となっており、その多くが7月から8月に発生しております。
農業者の皆様におかれましては、熱中症リスクが高まる時期であることを認識し、下記の予防策を実施に努めましょう。
○高温時の作業を避け、作業を行う場合は日陰や風通しの良い場所で行う。
○喉の渇きを感じる前にこまめに水分と塩分を補給する。
○できる限り、単独作業は避けましょう。
○単独作業時は、場所、時間等を家族や知人に伝えましょう。
○つばの大きい帽子、吸湿速乾性の衣服、空調服やミストファンなどを使用する。
熱中症警戒アラートと暑さ指数について
熱中症警戒アラートについて
熱中症警戒アラートとは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に発表される注意喚起情報です。
国が提供している、MAFFアプリと連携することで、より簡単に確認することができます。
暑さ指数について
暑さ指数とは、暑さの厳しさを示す指標で、暑さ指数が高ければ高いほど、熱中症になりやすくなります。
お持ちのメールアドレスを登録することで、メールで暑さ指数を確認できます。
熱中症について
熱中症とは
暑い時、人間は、体温を平熱に保つために、汗をかき外に熱を逃がしていますが、外気温が高くなると熱を外に逃がしにくくなり、体温が異常に上昇して熱中症になります。
熱中症になりやすい環境
高温多湿、無風状態、熱が発生するものがある等の環境下。
熱中症になりやすい人
脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、普段から運動していない人、暑さに慣れていない人、過度に衣服を着ている人。
熱中症の症状
熱中症の症状は3段階に分けられており、段階毎の症状、対処法を把握しておきましよう。
軽症段階で、応急措置を施しても、症状の改善が見られない場合又は悪化している場合には、中等症段階と判断し、すぐに救急車を呼びましょう。
1度(軽症)
症状:めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、こむら返り。
措置:すぐに涼しい場所に移動し体を冷やし、水分補給をし様子見ましょう。
2度(中等症)
症状:頭痛、嘔吐、倦怠感、集中力や判断力の低下、意識がもうろうとしている。
措置:救急車を呼びましょう。
3度(重症)
症状:意識がない、痙攣発作
措置:重症段階では、入院が必要となる場合があり、医師の指示に従いましょう。
熱中症関係情報
熱中症対策を含む農作業安全対策全般について(農林水産省HP)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/index.html#necchuushou
熱中症予防アイテムについて(農林水産省HP)
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/sagyou_anzen/catalog.html
熱中症全般について(環境省HP)
http://www.wbgt.env.go.jp/
地域の高齢者等に対する熱中症対策の事例や職場における熱中症予防対策等について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/
熱中症警戒アラートや気温に関する予測情報などについて(気象庁HP)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html
この記事に関するお問い合わせ先
農林課 農村振興班
〒039-0198
青森県三戸郡三戸町大字在府小路町43
電話:0179-20-1155 ファクス:0179-20-1112
更新日:2023年05月01日